薬学部の学費ランキング2026|6年間で最大1500万円超?安い大学・高い大学を徹底比較

「薬学部って、6年間で1000万円以上かかるって本当?」
「大学によって学費はどれくらい違うの?」
「できるだけ学費が安い薬学部へ行きたい」
薬学部を目指している高校生や保護者の方にとって、絶対に避けて通れないのが学費の話です。
薬剤師を目指す場合、原則として6年制薬学部へ進学することになります。
一般的な大学が4年間であるのに対して、薬学部は6年間です。
しかも、薬学部では通常の講義だけでなく、実験、実習、薬学共用試験、病院・薬局での実務実習なども行われるため、私立大学の場合は学費がかなり高額になることがあります。
今回のもとになったYouTube動画では、「薬学部の学費ランキング」をテーマに、大学ごとの金額差を比較しました。
ただし、動画公開時と現在では学費が変更されている大学もあります。
そこでこの記事では、2026年9月時点で確認できる大学公式情報を中心に、最新の学費へ更新して解説します。
これから2027年度入試を受ける高校生にも参考になるよう、すでに2027年度学費を発表している大学については、その情報も反映しています。
薬学部の学費は6年間でいくらかかる?
最初に大きな目安をお伝えします。
国立大学薬学部であれば、標準的な学費は6年間で約350万円です。
一方、私立大学薬学部では、6年間で約1000万円から1500万円以上かかる大学まであります。
つまり、国公立と私立では、6年間で1000万円近い差が生まれることもあります。
この差を知らずに、
「偏差値がちょうどいいから」
「家から通いやすいから」
「オープンキャンパスの雰囲気がよかったから」
という理由だけで大学を決めるのは危険です。
薬学部は6年間あります。
仮に年間200万円かかるのであれば、
200万円×6年間=1200万円
です。
さらに、自宅から通えず一人暮らしをする場合には、家賃、食費、光熱費などが必要です。
毎月10万円の生活費が必要だと仮定すると、
10万円×12か月×6年間=720万円
になります。
学費1200万円と合わせれば、約1920万円です。
ここに教科書代、パソコン代、交通費、引っ越し費用なども加わります。
薬学部選びで学費を確認することは、決して「お金のことばかり考えている」という話ではありません。
6年間安心して大学へ通うために、かなり重要な確認事項です。
国公立薬学部は6年間で約350万円
学費だけで考えれば、国公立大学薬学部は圧倒的に負担を抑えやすいです。
国立大学の標準額では、
入学料 28万2000円
年間授業料 53万5800円
となっています。
この金額が6年間変わらないと仮定すると、
53万5800円×6年間+28万2000円
で、
349万6800円
です。
約350万円ですね。
私立薬学部で1200万円必要な場合と比較すると、その差は約850万円です。
かなり大きいですよね。
ただし、
「学費が安いなら国公立薬学部へ行けばいい」
と簡単に考えられるわけではありません。
国公立大学薬学部の場合、大学入学共通テストで英語、数学、国語、理科、地歴公民、情報など幅広い科目を勉強する必要があります。
さらに二次試験でも数学や理科の高い学力が必要になる大学が多いです。
私立薬学部より受験科目が多く、入試難易度も高くなりやすいため、学費を抑えたいのであれば早い段階から国公立対策を始める必要があります。
私立薬学部の平均学費は6年間で約1200万円
私立薬学部では、6年間の学費が約1200万円前後になる大学が多くあります。
国際医療福祉大学は、全国の私立大学薬学部について6年間の平均学費を約1205万5000円と紹介しています。これは2023年度の日本私立薬科大学協会資料をもとにした数字です。
つまり、
私立薬学部で6年間1200万円
というのは、極端に高い大学だけの話ではありません。
むしろ私立薬学部を考えるのであれば、一つの標準的な金額として認識しておいたほうがよいでしょう。
月額に直してみると、1200万円を72か月で割って、
月約16万7000円。
もちろん実際には毎月払うわけではありませんが、家庭側から見ると非常に大きな教育投資です。
だからこそ、大学選びでは偏差値と同じくらい学費も確認してほしいと思っています。
学費が安い私立薬学部①九州医療科学大学
2027年度入学生向けの学費がすでに公表されている大学の中で、かなり低額なのが九州医療科学大学です。
九州医療科学大学薬学部薬学科の2027年度学費は、
初年度 180万円
2年次以降 年間150万円
となっています。
さらに5年次には実習に係る経費として30万円が必要です。
単純計算すると、
180万円+150万円×5年間+30万円
で、
6年間約960万円です。
私立薬学部でありながら1000万円を下回る水準です。
大学側も「応援学費」として、薬学・医療系を目指す学生の負担を抑える方針を掲げています。
私立薬学部を考えているものの、
「1000万円を超える学費は厳しい」
という家庭にとっては、選択肢の一つになります。
もちろん、学費が安いだけで志望校を決めてはいけません。
入試難易度、国家試験実績、進級率、卒業率、就職、キャンパスへの通いやすさなども確認してください。
学費が安い私立薬学部②国際医療福祉大学
国際医療福祉大学薬学部も、私立薬学部の中ではかなり学費が低く設定されています。
大田原キャンパス薬学部の6年間学費は、990万円
です。
初年度は175万円。
2年次から6年次は年間163万円となっています。
さらに、国際医療福祉大学成田薬学部についても、6年間の学生納付金は990万円と案内されています。
私立薬学部の平均を約1200万円と考えると、
約200万円以上安い
ことになります。
200万円の差は大きいです。
一般的な大学の学費1年以上に相当する金額です。
また、国際医療福祉大学では特待奨学生制度も設けられています。
学費そのものが低い大学で、さらに特待制度を利用できれば、家庭の負担をかなり抑えられる可能性があります。
大阪医科薬科大学は6年間1120万円
大阪医科薬科大学薬学部の学費は、2026年4月現在、
1年次 220万円
2年次以降 年間180万円
です。
6年間では、
220万円+180万円×5年間
で、
1120万円
となります。
病院・薬局で行う実務実習に必要な費用については、大学が負担するとされています。
私立薬学部全体で見ると、比較的抑えられた水準です。
さらに大阪医科薬科大学では、公募制推薦入試合格者の成績上位30名、一般入試Aの成績上位40名を対象に、
初年度の施設・設備費相当額60万円を給付する特待制度も設けています。
こうした制度まで含めて比較すると、単純な表面上の学費ランキングだけでは分からない違いが出てきます。
注意|奥羽大学は2027年度から学費が変わる
ここは、今回ファクトチェックをしていてかなり重要だった部分です。
過去の薬学部学費ランキングでは、奥羽大学薬学部が「私立薬学部の中でも特に安い大学」として紹介されることがありました。
実際、2026年度入学生では、初年度納付金が170万円で、授業料は年間150万円です。
しかし、2027年度入学者については学費制度が変更されています。
2027年度は、
初年度 170万円
2~6年次 年間190万円
となり、6年間の学費合計は大学公式資料で1120万円と明記されています。
つまり、
「奥羽大学は6年間900万円台だから最安クラス」
という過去の情報を、そのまま2027年度受験生へ伝えるのは正確ではありません。
これが、大学情報を毎年ファクトチェックしなければならない理由です。
薬学部の学費は固定ではありません。
年間数十万円変更されれば、6年間では100万円、200万円単位の差になります。
必ず自分が入学する年度の募集要項を確認してください。
私立薬学部で学費が高い大学は?
ここからは反対に、学費が高い側を見ていきます。
私立薬学部では、6年間で1300万円を超える大学があります。
さらに現在は、1400万円を超える大学も確認できます。
ただし、学費ランキングを作る際には注意が必要です。
大学によって、
入学金
授業料
施設設備費
実験実習費
諸会費
実務実習費
同窓会費
など、何を「学費」に含めるかが異なります。
そのためこの記事では、大学公式情報から確認できる学納金を中心に比較します。
学費が高い私立薬学部①慶應義塾大学
現在、学費の高さで非常に目立つのが慶應義塾大学薬学部薬学科です。
2026年度の薬学科の初年度納付金は276万3350円です。
2年次以降も、
在籍基本料
授業料
施設設備費
実験実習費
などが必要になります。
6年間を合計すると、
約1557万9600円
となります。
1500万円を超えます。
国立大学薬学部の標準的な約350万円と比較すると、
約1200万円
もの差があります。
かなり衝撃的な数字ですよね。
ただし、
「学費が高い=コスパが悪い大学」
と単純に判断することもできません。
慶應義塾大学薬学部は私立薬学部最上位クラスの入試難易度があり、研究環境、卒業後の進路、大学全体のネットワークなど、学費だけでは評価できない特徴があります。
また、首都圏以外の高校出身者などを対象にした「学問のすゝめ奨学金」では、薬学部について年額80万円の給付制度も用意されています。
最終的には、
「1550万円を払ってでも、その環境で学びたいか」
という判断になります。
学費が高い私立薬学部②立命館大学
立命館大学薬学部薬学科も、学費が高い側に入ります。
2026年度入学者では、
1回生 239万6800円
2回生以降 年間239万6800円
です。
単純計算すると、
239万6800円×6年間
で、
1438万800円
となります。
約1438万円です。
関西の私立薬学部の中ではかなり高い水準で、PharmAssistで作成した2026年の関西薬学部学費比較でも、立命館大学が約1438万円で最も高くなっています。
ただし、立命館大学の場合は薬学部単体ではなく大規模総合大学であり、他学部との環境や大学全体の知名度、就職、研究なども含めて進学を検討する人がいます。
学費だけを見て「高いからダメ」と判断するものではありません。
学費が高い私立薬学部③同志社女子大学
同志社女子大学薬学部医療薬学科も高額です。
2026年度入学生では、
1年次 225万7000円
2~5年次 各225万8000円
6年次 227万6000円
です。
これらを合計すると、
約1356万5000円
です。
同じ関西の私立薬学部でも、大阪医科薬科大学が1120万円であることを考えると、その差は約236万円あります。
同じ「私立薬学部」でも、大学選びによって200万円以上変わります。
だからこそ、
「私立薬学部はどこも同じくらい」
と考えないでください。
東京理科大学薬学部も1300万円を超える
東京理科大学薬学部薬学科も、2026年度では学費が高い側です。
初年度は246万5000円。
2年次以降は年間216万5000円。
6年間では、
1329万円
となります。
東京理科大学薬学部も入試難易度が非常に高く、慶應義塾大学に次ぐ私立薬学部最上位クラスとして受験されます。
ここでも、
学費が高い=大学として悪い
という話ではありません。
大切なのは、
「その学費を払う価値を、自分自身が感じられる大学か」
ということです。
1000万円と1500万円では何が違う?
数字だけを並べていると、感覚が麻痺してきます。
「1000万円も1500万円も、どっちも高い」
と思ってしまうかもしれません。
でも、その差は500万円です。
500万円あれば、
一人暮らしの生活費数年分
奨学金返済の大部分
大学院進学費用
社会人になった後の貯蓄
など、さまざまな使い道があります。
大学卒業時に、
学費1000万円を家庭が負担した人
と、
1500万円を借りて進学した人
では、卒業後の経済状況がまったく違う可能性があります。
特に奨学金を利用する場合は、
「借りられる金額」
ではなく、
「卒業後に返せる金額」
で考えてください。
奨学金1000万円を借りれば解決するわけではない
薬学部では、学費が高額になるため奨学金を利用する学生もいます。
奨学金そのものが悪いわけではありません。
家庭の経済状況にかかわらず教育を受けるための重要な制度です。
ただし、
「足りない分は全部奨学金で借りればいい」
と軽く考えるのはおすすめしません。
仮に1000万円を借りれば、大学を卒業した時点で1000万円近い返済義務を抱える可能性があります。
薬剤師になれば返せない金額ではないかもしれませんが、
家賃
生活費
車
結婚
住宅
子育て
など、その後の人生にもお金は必要です。
奨学金返済が毎月数万円あるだけでも、使えるお金は減ります。
大学入学前に、
借入総額
利率
毎月の返済額
返済年数
を一度計算してください。
学費ランキング以上に怖いのが「留年」
薬学部で学費を考えるとき、絶対に忘れてはいけないのが留年です。
私立薬学部で年間200万円必要な大学なら、
1年間留年=追加で約200万円
になる可能性があります。
しかも、留年による負担は学費だけではありません。
一人暮らしなら、
家賃
食費
光熱費
も1年分追加です。
さらに、薬剤師として働き始めるのも1年遅くなります。
本来得られるはずだった1年分の給与も得られません。
つまり、留年による経済的な影響は、
「授業料200万円追加」
だけではありません。
学費200万円。
生活費120万円。
働き始めるのが1年遅れることで失う給与。
これらまで含めると、数百万円単位の影響になる可能性があります。
だから僕は、薬学部選びでは学費とセットで、
進級率
卒業率
を確認してほしいと何度も伝えています。
安い大学に入ることより「6年間で卒業できる大学」を選ぶ
たとえば、
大学A 6年間学費1000万円
大学B 6年間学費1200万円
だったとします。
数字だけなら大学Aのほうが200万円安いです。
しかし、大学Aで2年間留年し、年間150万円追加で必要になれば、
合計1300万円
になります。
大学Bを6年間ストレートで卒業したほうが、結果的には安くなります。
もちろん、
「この大学なら必ず留年しない」
という保証はありません。
本人の勉強次第でもあります。
しかし、大学によって進級状況が違うのは事実です。
文部科学省は、6年制薬学部について大学別の5年次進級率や卒業状況を公表しています。
志望校を決める際には、
学費
偏差値
国家試験合格率
だけではなく、
入学者がどの程度6年間で卒業できているか
まで確認してください。
特待生制度を使えば学費ランキングは一気に変わる
さらに面白いのが、特待生制度です。
通常の学費だけを見ると高い大学でも、特待生になれば負担が大きく変わります。
たとえば武蔵野大学では、2027年度入試において、対象者は薬学科で最大6年間の授業料全額免除を受けられる申請型奨学金制度があります。
武蔵野大学薬学部の2027年度6年間納入金は約1297万円ですが、
授業料全額免除の対象になれば、実際の負担は大幅に減ります。
神戸薬科大学にも、一般選抜A日程の成績上位者を対象として、最大800万円を給付する新入生特待生制度があります。
明治薬科大学にも、入試成績上位者を対象に授業料を複数年間免除する入学特待生制度があります。
だから、
「通常学費1200万円だから候補から外す」
と判断する前に、
自分が受けられる特待生制度はないか
を確認してください。
あえて志望校の難易度を下げて特待生を狙う戦略もある
これは進路戦略としてかなりありだと思っています。
たとえば、現在の学力なら偏差値50前後の薬学部へ一般合格できる人が、あえて偏差値40台の大学を受験し、特待生合格を狙う方法です。
大学名や偏差値を最優先するのであれば、この考え方は合わないかもしれません。
しかし、
最終的に薬剤師になりたい
家庭の負担を減らしたい
奨学金の借入額を減らしたい
という目的であれば、十分に検討する価値があります。
薬剤師国家試験に合格すれば、取得する薬剤師免許に大学の偏差値が書かれるわけではありません。
もちろん大学によって教育や研究環境は違うため、学費だけで決めるべきではありません。
それでも、
「偏差値が1つでも高い大学へ行く」ことだけが正解ではないと思っています。
自宅通学できるかどうかで実際の総費用は変わる
ここまで学費ランキングを見てきましたが、もう一つ大切なのが生活費です。
たとえば、
大学A
学費1000万円
一人暮らしが必要
大学B
学費1200万円
実家から通える
という場合を考えます。
大学Aで毎月10万円の生活費が必要なら、
10万円×72か月=720万円
です。
合計約1720万円。
一方、大学Bは自宅通学なので学費1200万円。
単純比較では、
学費の高い大学Bのほうが、家庭の総負担は500万円以上少ない
ということになります。
もちろん自宅通学でも交通費や食費は必要ですが、一人暮らしとの差はかなり大きいです。
薬学部を選ぶときは、
6年間学費
だけではなく、
6年間で実際にいくら必要なのか
を考えてください。
初年度学費だけで比較してはいけない
大学情報サイトでは、
「初年度納入金」
だけが大きく表示されている場合があります。
ここにも注意してください。
たとえば初年度200万円でも、2年次以降も毎年200万円必要なら、
6年間で約1200万円です。
一方、初年度220万円でも、2年次以降が180万円なら、
220万円+180万円×5年間
で1120万円です。
つまり、初年度だけを見ると後者の大学のほうが高いのに、6年間では安くなることがあります。
薬学部は必ず、
6年間総額
で比較してください。
実務実習費が学費に含まれているかも確認する
さらに細かいところでは、
病院・薬局実務実習費
が学費に含まれているかも大学によって違います。
たとえば大阪医科薬科大学では、病院・薬局実務実習に必要な費用は大学が負担すると説明しています。
奥羽大学も、5年次の実務実習費を大学が負担するとしています。
一方で、大学によっては実務実習に関連する費用が別途必要になる場合があります。
ほかにも、
CBT・OSCE関連費
教科書代
白衣代
実験器具
保険料
父母会費
同窓会費
国家試験対策費
などがあります。
表面上の学費が10万円安いからといって、実際の負担まで10万円安いとは限りません。
薬学部の学費ランキングを見るときの5つの注意点
薬学部の学費を比較するときは、最低でも次の5点を確認してください。
1.6年間総額を見る
初年度だけではなく、2~6年次まで計算してください。
2.実習費・施設費を確認する
授業料以外の費用が年間数十万円必要になることがあります。
3.2027年度の最新情報を見る
動画や比較サイトの記事が数年前の場合、現在とは金額が変わっている可能性があります。
実際に奥羽大学では、2027年度から6年間の学費が1120万円になることが公表されています。
4.特待生制度を確認する
通常学費が高くても、特待生になれば国公立並みの負担になるケースがあります。
5.留年したときの学費を見る
1年留年したとき、年間学費がそのまま必要になるのか。
一部免除になるのか。
必ず確認してください。
学費が安い薬学部=おすすめの薬学部ではない
ここまで学費ランキングについて解説してきましたが、最後に絶対に伝えておきたいことがあります。
学費が一番安い大学が、一番おすすめの薬学部とは限りません。
逆に、学費が高い大学=悪い大学でもありません。
志望校を決めるときは、
学費
偏差値
入試科目
倍率
薬剤師国家試験合格率
5年次進級率
6年間卒業率
研究室
就職実績
立地
通学時間
特待生・奨学金
を総合的に確認してください。
最終的な目的が薬剤師になることであれば、
「一番安く入れる大学」
ではなく、
「自分が6年間学び続け、薬剤師国家試験までたどり着ける大学」
を選ぶことが大切です。
まとめ|薬学部は学費まで含めて志望校を選ぼう
今回の動画では、薬学部の学費ランキングを紹介しました。
改めて最新情報を確認すると、私立薬学部の学費差はかなり大きいです。
2027年度の九州医療科学大学薬学科は、実習費を含めても6年間約960万円。
国際医療福祉大学薬学部は990万円。
大阪医科薬科大学は1120万円。
一方、2026年度の東京理科大学薬学部薬学科は約1329万円。
同志社女子大学薬学部は約1356万円。
立命館大学薬学部薬学科は約1438万円。
慶應義塾大学薬学部薬学科は約1558万円です。
同じ薬剤師国家試験の受験資格を目指す6年制薬学部でも、
約960万円から1500万円を超える大学まである
ということです。
その差は約600万円。
家庭にとって決して小さな金額ではありません。
さらに一人暮らし、留年、奨学金の利息まで考えれば、実際の差はもっと大きくなる可能性があります。
だからこそ、薬学部を選ぶときに、
「偏差値しか見ていなかった」という状態にはしないでください。
薬剤師になりたいのであれば、入試に合格した後も6年間続きます。
その6年間を経済的にも、学力的にも無理なく続けられる大学を選ぶことが大切です。
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大学受験では、
「一番偏差値の高い大学へ行くこと」だけが正解ではありません。
6年後に、
「この大学を選んでよかった」と思えるか。
家庭に過度な負担をかけずに通えるか。
自分が薬剤師になるまで頑張れる環境なのか。
ここまで考えて志望校を決めてみてください。
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