関東の国公立薬学部2校を徹底比較【2026】

この記事でわかること

  • 関東で薬学部のある国公立大学は東京大学・千葉大学の2校のみという事実
  • 両校の偏差値・倍率・6年間の学費の比較
  • 2025年度から始まった国立大学の授業料値上げの影響
  • 関東の国公立薬学部に合格するための対策方法

関東で薬学部を目指す受験生の中には、まず国公立を検討する方も多いと思います。

結論からお伝えします。関東で薬学部のある国公立大学は、東京大学と千葉大学の2校のみです。

関西には京都大学・大阪大学・和歌山県立医科大学の3校があるのに対し、関東はさらに選択肢が絞られます。

2校の入試の仕組みは大きく異なり、学費も2025年度から改定されています。

この記事では、関東の国公立薬学部2校を偏差値・倍率・学費の3軸で徹底比較します。

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目次

関東の国公立薬学部一覧|東京大学と千葉大学の2校のみ

関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)で薬学が学べる国公立大学は、以下の2校です。

大学名種別偏差値所在地
東京大学薬学部国立67.5東京都文京区
千葉大学薬学部国立62.5〜65.0千葉県千葉市

偏差値は河合塾基準(大学受験パスナビ掲載データ)です。

私立薬学部が10校近く存在する関東において、国公立はこの2校しかありません。

特に東京大学は、他の大学とは異なる特殊な入試方式を採用しています。

国公立大学のキャンパスで勉強する受験生
関東で薬学部のある国公立大学は東京大学・千葉大学の2校のみ

東京大学薬学部の偏差値・倍率・学費

東京大学薬学部は、全国の薬学部の中でも最難関に位置します。

理科一類・理科二類からの進学選択が必須

東京大学には、薬学部を直接受験する入試枠がありません。

入学時は「理科一類」または「理科二類」に所属します。

2年生の成績をもとに行われる「進学選択」で、薬学部に進む仕組みです。

つまり、高校3年生の入試だけでなく、大学入学後の成績も薬学部進学のカギになります。

2025年度入試(前期日程)の倍率は、理科一類2.4倍・理科二類3.4倍でした。

偏差値・共通テスト得点率

河合塾基準の偏差値は67.5、共通テスト得点率は87%が目安です。

理科一類・理科二類のいずれも同じボーダーラインとされています。

6年間の学費

東京大学は2025年度入学者から年間授業料が642,960円に改定されました。

従来の535,800円から約10万円の値上げです。

入学金282,000円と合わせると、6年間の学費総額は約400万円になります。

詳細は東京大学公式サイト(入学料・授業料)でご確認ください。

難関大学の入試対策をする学生
東京大学薬学部は理科一類・理科二類からの進学選択制

千葉大学薬学部の偏差値・倍率・学費

千葉大学薬学部は、東京大学に次ぐ関東の国公立薬学部として人気があります。

偏差値・共通テスト得点率

河合塾基準の偏差値は、前期日程62.5・後期日程65.0です。

共通テスト得点率は前期79%・後期82%が目安とされています。

入試結果・倍率

2025年度入試の薬学部全体倍率は5.5倍でした(前年度5.8倍)。

募集人員90名に対し、志願者は695名にのぼります。

前期日程が5.8倍、後期日程(薬科学科)が4.4倍でした。

学校推薦型選抜は5.2倍です。

6年間の学費

千葉大学は2020年度入学者からすでに年間授業料を642,960円に改定しています。

東京大学より5年早く値上げが行われた形です。

入学金282,000円と合わせ、6年間の学費総額は東京大学と同じく約400万円です。

詳細は千葉大学公式サイト(入学料・授業料免除制度)でご確認ください。

大学のキャンパスを歩く薬学部の学生
千葉大学薬学部は2025年度、東京大学と同水準の学費に

東京大学と千葉大学、どちらが受かりやすい?

偏差値だけを見れば、千葉大学の方が挑戦しやすい水準です。

ただし、東京大学は「薬学部単独の入試」ではない点に注意が必要です。

理科二類に合格しても、進学選択で薬学部に進めるとは限りません。

入学後2年間、継続して高い成績を維持する必要があります。

一方の千葉大学は、入試段階で薬学部への合格が確定します。

「高校3年間の頑張りで決着をつけたい」という方には、千葉大学の仕組みの方が合っているかもしれません。

📌 PharmAssistからのアドバイス
東京大学は「進学選択」という長期戦です。
千葉大学は「一発勝負」の入試です。
この違いを理解した上で、志望校を決めることが重要です。

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関東の国公立薬学部に合格するための対策

東京大学・千葉大学ともに、共通テストで高得点が必須です。

共通テスト対策を最優先に

両校とも共通テストの得点率は8割前後が合格の目安です。

特に数学・化学・英語は配点が高く、早期からの対策が求められます。

高校2年生の段階で共通テスト形式の問題演習を始めることをお勧めします。

東京大学志望者は進学選択も見据えた学習を

入試に合格した後も、薬学部進学までの2年間は気を抜けません。

大学入学後の学習習慣を、高校時代から意識しておくことが大切です。

PharmAssistでは、薬学部受験に特化した学習計画と化学の演習プログラムを提供しています。

指導した生徒の多くが、共通テストで安定して8割以上を確保できるようになっています。

併願先の検討も忘れずに

国公立2校のみでは、併願の選択肢が限られます。

私立薬学部や他地域の国公立も含めて、早めに併願戦略を立てておきましょう。

薬学部の国公立大学おすすめ10選では、全国の国公立薬学部を紹介しています。

化学の問題演習をする受験生
共通テスト対策と化学の演習が合格のカギ

まとめ|関東の国公立薬学部は情報戦

関東で薬学部のある国公立大学は、東京大学・千葉大学の2校のみです。

2校とも2025年度以降、6年間の学費総額は約400万円と同水準になりました。

一方で、入試の仕組みは大きく異なります。

東京大学は進学選択という長期戦、千葉大学は入試一発勝負です。

自分に合った道を選ぶためにも、早めに情報を集めて対策を始めましょう。

関東の薬学部全体の偏差値については関東の薬学部偏差値ランキング2026もあわせてご覧ください。

学費や奨学金制度について詳しく知りたい方は薬学部の学費と奨学金の記事もご参考ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 関東の国公立薬学部は何校ありますか?

A. 関東で薬学部のある国公立大学は東京大学・千葉大学の2校です。関西の3校と比べても選択肢は少なく、狭き門です。

Q2. 東京大学と千葉大学、どちらが入りやすいですか?

A. 偏差値だけで見ると千葉大学(62.5〜65.0)の方が挑戦しやすい水準です。ただし東京大学は理科一類・二類からの進学選択制のため、単純比較はできません。

Q3. 東京大学薬学部は直接受験できますか?

A. できません。理科一類または理科二類として入学し、2年生の成績をもとにした「進学選択」で薬学部に進む仕組みです。

Q4. 関東の国公立薬学部の学費はどのくらいですか?

A. 東京大学・千葉大学とも、入学金282,000円+年間授業料642,960円です。6年間の総額は約400万円になります。私立薬学部の平均1,200万円と比べ、大幅に抑えられます。

Q5. 千葉大学薬学部の倍率はどのくらいですか?

A. 2025年度入試の全体倍率は5.5倍でした。前期日程5.8倍、後期日程(薬科学科)4.4倍です。学校推薦型選抜は5.2倍でした。

Q6. 関東で国公立薬学部に落ちた場合、どうすればいいですか?

A. 関東の国公立は2校のみのため、私立薬学部や他地域の国公立を含めた併願戦略が欠かせません。早めに志望校リストを広げておくことをお勧めします。


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この記事を書いた人

寺沼 香太朗のアバター 寺沼 香太朗 薬学部受験専門塾PharmAssist代表

薬学部受験専門塾 PharmAssist (ファーマシスト)代表の寺沼香太朗です。
薬学部受験の主要科目である、英語・数学ⅠAⅡB III C・化学・生物・面接・小論文の指導を行っております。
薬学部に特待合格した指導力の高さと、薬学部に特化した受験ノウハウ、教育コーチングを活かした学習マネジメントが指導の武器となっており、薬学部を目指す全ての高校生をアシストすることを信念に授業を行っております。

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