薬学部の国公立大学おすすめ10選!選び方と受験対策を解説

薬学部を目指す受験生の多くが「国公立か私立か」で悩みます。

結論からお伝えします。学費・国家試験合格率・就職実績の面で、国公立薬学部は非常に優れた選択肢です。

ただし、入試難易度が高く、計画的な準備が欠かせません。

PharmAssistでは毎年、国公立薬学部への合格者を輩出しています。この記事では指導経験をもとに、おすすめ国公立薬学部10校を解説します。大学選びから合格戦略まで、受験生と保護者の疑問をすべて解決します。

目次

国公立薬学部を選ぶべき3つの理由

国公立薬学部を選ぶ3つの理由:学費・合格率・研究環境のアイコン図解

国公立薬学部には、私立にはない大きなメリットが3つあります。順番に確認していきましょう。

①学費が私立の約4分の1に抑えられる

国立大学の年間授業料は535,800円です。6年間の合計は約320万円になります。

一方、私立薬学部の6年間合計は1,200万〜1,800万円が相場です。

国公立なら学費の負担を大幅に減らせます。奨学金の必要額も少なくなり、卒業後の返済負担も軽くなります。

②薬剤師国家試験の合格率が高い傾向にある

国公立大学の薬剤師国家試験合格率は、平均で75〜85%前後です。

私立大学の中には40〜50%台の大学も存在します。

合格率の差には、入学時の学力水準と少人数教育が影響しています。詳しくは薬剤師国家試験合格率ランキングをご覧ください。

③研究環境と就職実績が充実している

国公立薬学部には、製薬企業・病院・官公庁への就職実績があります。

研究職を目指す場合は、大学院進学率が高く有利です。創薬・学術研究のキャリアを描きやすい環境が整っています。

文部科学省も薬学教育の質向上を推進しており、国公立大学は先進的な薬学教育を実施しています(参考:文部科学省 薬学実務実習に関する連絡会議)。

薬学部のある国公立大学おすすめ10選

日本全国の国公立薬学部所在地マップ

おすすめの国公立薬学部10校を偏差値順に紹介します。各校の特徴と受験ポイントをチェックしましょう。

選ぶ前に確認!4年制と6年制の違い

国公立薬学部には「6年制薬学科」と「4年制薬科学科」があります。

薬剤師になるには6年制の学科が必須です。

4年制(薬科学科)では薬剤師国家試験の受験資格が得られません。大学選びの際は、6年制学科の有無を必ず確認しましょう。

①東京大学 理科二類(偏差値70以上)

東京大学は日本最高峰の研究環境を誇ります。

入学後は理科二類から進学選択で薬学科に進みます。共通テストと二次試験はともに最難関レベルです。研究者・創薬を目指す方に最もおすすめの大学の1つです。

受験科目は数学(ⅠA・ⅡB・ⅢC)・理科2科目・国語・英語・社会が必要です。

②京都大学 薬学部(偏差値70以上)

京都大学薬学部には、創薬科学科(4年制)と薬学科(6年制)があります。
やはり京都大学なら、「研究」や「創薬」に関するキャリアを目指す方に最もおすすめしたい大学ですね。

東京大学と比較しても、分野によってははるかに京都大学の方が実力が上ということも多くあります。

もし薬剤師を目指すなら薬学科を選びましょう。研究の自由度が高く、自律的な学びが特徴です。

二次試験は数学・化学・英語の3科目です。

③大阪大学 薬学部(偏差値66前後)

大阪大学薬学部は、薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)の2学科構成です。

関西圏の国立薬学部の中で最上位帯の難易度を誇ります。製薬企業・医療機関への就職実績が高く評価されています。

二次試験は数学・化学・英語の3科目で、記述式の問題が出題されます。

④千葉大学 薬学部(偏差値65前後)

千葉大学薬学部は東日本の国立薬学部として高い知名度を持ちます。

6年制薬学科と4年制薬科学科があります。前期・後期ともに募集があり、後期入試でも挑戦できます。

首都圏から通える立地で、薬剤師以外への就職の強さは、東日本の大学の中でもトップクラスです。

⑤九州大学 薬学部(偏差値65前後)

九州大学薬学部は、九州・沖縄地区の最難関国立薬学部です。

薬学科(6年制)と創薬科学科(4年制)があります。

九州地区の医療を支える薬剤師を多く輩出しており、地元就職率も高い大学です。

⑥東北大学 薬学部(偏差値64前後)

東北大学薬学部は、東北・北海道地区の国立薬学部で最上位の大学です。

薬学科(6年制)と創薬学科(4年制)があります。地域医療への貢献と最先端研究を両立しています。

やはり東北大学も「研究」が魅力でしょう。
大学の教育理念も研究志向を第一に掲げており、未来の創薬の世界を担う最先端の大学の1つです。

二次試験は数学・化学・英語が中心です。

⑦北海道大学 薬学部(偏差値63前後)

北海道大学薬学部は、医学部・歯学部と連携した医療系教育が充実しています。

薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)があります。広大なキャンパスで充実した研究設備が整っています。

北海道・東北地区の医療を支えるキャリアを目指す方に向いています。

⑧名古屋市立大学 薬学部(偏差値62前後)

名古屋市立大学薬学部は公立大学で、東海地区では特に人気があります。

6年制薬学科のみを設置し、薬剤師育成に特化しています。名古屋市民・愛知県民には学費の優遇制度があります。

共通テストと二次試験(化学・英語)のバランスが重要です。

⑨富山大学 薬学部(偏差値60前後)

富山大学薬学部は「薬都・富山」の地で、製薬産業との連携が深い大学です。

薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)があります。北陸地区の国立薬学部として、入試難易度はやや低めです。

二次試験よりも共通テスト対策の方が得意な、地方国立志望の高校生には良い選択になるかもしれませんね。

製薬企業への就職を目指す方にとって、特に魅力的な選択肢です。

⑩静岡県立大学 薬学部(偏差値60前後)

静岡県立大学薬学部は、公立大学の中でコストパフォーマンスが高い薬学部です。

6年制薬学科のみで薬剤師育成に注力しています。共通テストの配点が高く、二次試験は比較的シンプルです。

国公立薬学部を目指したい方の中で、現在偏差値55〜60前後の方に特におすすめです。

どの国公立薬学部を目指すべきか迷っていませんか?

PharmAssistでは、志望大学の選び方から受験計画の立て方まで、無料相談で丁寧にサポートします。

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国公立薬学部に合格するための受験戦略

国公立薬学部合格のための受験戦略イメージ:スケジュール管理と学習計画

国公立薬学部への合格には、3つの戦略的アプローチが重要です。

①共通テストで高得点を確保することが最優先

国公立薬学部の入試では、共通テストの配点が非常に高いです。

特に上位校では、共通テストの得点率80〜85%以上が合格の最低条件になります。

国語・数学・英語・理科・社会の5教科をバランスよく学習することが求められます。苦手科目を早めに克服することが合否を分けます。

②志望校の二次試験科目を高2で確定する

国公立薬学部の二次試験科目は大学によって異なります。

多くの大学は「数学・化学・英語」の3科目が基本です。

志望校の入試科目を高2の段階で確認し、早めに対策を始めましょう。

薬学部の偏差値ランキングも参考に、自分のレベルに合った志望校を設定してください。

③高1・高2からの早期スタートが鍵

国公立薬学部合格に必要な学力は、高3の1年間だけでは身につきません。

PharmAssistの指導実績では、高1・高2から準備した生徒の合格率が大幅に高くなっています。

早期スタートが、最も効果的な受験戦略です。

PharmAssistが語る!国公立合格者の共通点

国公立薬学部合格を喜ぶ受験生とPharmAssistの講師

PharmAssistでは毎年、多くの生徒を国公立薬学部へ送り出しています。

合格者に共通するのは「早期からの一貫した学習計画」です。

合格した生徒の多くは、高1の段階で志望校を決めていました。高2まで基礎を固め、高3で過去問演習に集中するパターンが典型的です。

模試の偏差値を定期的に確認し、苦手分野を分析する習慣も大切です。

PharmAssistでは個別カリキュラムの作成から過去問分析まで、一貫してサポートしています。

また、薬学部受験の合否を分ける勉強計画の立て方も参考に、早めに行動を起こしましょう。

国公立薬学部合格を目指すなら、今すぐご相談ください

PharmAssistでは無料相談を随時受け付けています。受験計画の立て方、科目別の対策方法、志望校の絞り方など、何でもお気軽にご相談ください。

全国どこからでもオンラインで対応します。まずはLINEまたはWEBフォームからどうぞ。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 国公立薬学部では本当に薬剤師になれますか?

6年制の薬学科に進学すれば、卒業後に薬剤師国家試験の受験資格が得られます。4年制(薬科学科・創薬科学科)では受験資格が得られません。入学前に必ず学科の種類を確認しましょう。

Q2. 国公立薬学部は全国に何校ありますか?

2025年時点で、薬学部を持つ国公立大学は全国に19校あります。国立大学が14校、公立大学が5校です。地域によって選択肢の多さが異なります。

Q3. 共通テストが苦手でも国公立薬学部に入れますか?

共通テストが苦手な場合でも、金沢大学・静岡県立大学などの比較的入りやすい大学があります。ただし、いずれの大学も共通テストの得点率70%以上は必要です。早めの対策が重要です。

Q4. 浪人して国公立薬学部を目指す価値はありますか?

国公立は私立より学費が1,000万円以上安くなります。浪人して国公立を目指す価値は十分あります。PharmAssistでも多くの浪人生が国公立薬学部に合格しています。浪人期間の学習の質が合否を決めます。

Q5. 国公立薬学部の推薦入試(学校推薦型選抜)はありますか?

一部の国公立薬学部では、学校推薦型選抜を実施しています。富山大学・名古屋市立大学・静岡県立大学・岐阜薬科大学などが代表的です。推薦入試は定員が少なく競争率が高いため、一般入試との併用準備が基本です。

Q6. 国公立薬学部と私立薬学部、どちらが就職に有利ですか?

製薬企業・研究職を目指すなら国公立が有利です。病院・薬局薬剤師を目指すなら、私立でも十分なケースが多いです。国家試験合格率と就職実績を大学ごとに確認した上で、志望校を選ぶことが大切です。

参考:薬学部偏差値ランキングTOP10&ワースト5

まとめ

薬学部合格への道は、決して「運」ではありません。正しい「情報」に基づく「戦略」、そしてそれらを完遂するための「学習管理」の結晶です。

偏差値40台からでも、出題傾向を絞り込み、得点設計を最適化すれば、十分に逆転合格は可能です。私たちは、膨大なデータと成功事例を元に、あなただけの「合格への最短ルート」を提案します。

薬学部受験専門塾PharmAssistでは、明治薬科大学に特化した学習計画の策定や、24時間体制のLINE質問対応、プロ講師による個別指導を行っています。
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この記事を書いた人

寺沼 香太朗のアバター 寺沼 香太朗 薬学部受験専門塾PharmAssist代表

薬学部受験専門塾 PharmAssist (ファーマシスト)代表の寺沼香太朗です。
薬学部受験の主要科目である、英語・数学ⅠAⅡB III C・化学・生物・面接・小論文の指導を行っております。
薬学部に特待合格した指導力の高さと、薬学部に特化した受験ノウハウ、教育コーチングを活かした学習マネジメントが指導の武器となっており、薬学部を目指す全ての高校生をアシストすることを信念に授業を行っております。

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