薬学部の勉強はきつい?5つの理由と乗り越え方を解説

この記事でわかること

  • 薬学部の勉強がきつい具体的な5つの理由
  • 特に難しい3つの科目と挫折しやすいポイント
  • 留年率・薬剤師国家試験合格率のリアルなデータ
  • 勉強についていくための5つの実践的な対策
  • 受験生のうちにできる準備とPharmAssistの活用法
目次

薬学部の勉強はきつい。でも準備次第で乗り越えられる

薬学部の勉強がきついのは事実だ。

必修科目数は他の理系学部の約2倍にのぼる。

定期試験は年間10回以上あり、1科目も落とせないプレッシャーが続く。

暗記しなければならない薬品名・反応式・数値は、他学部の比ではない。

それでも、正しい準備と対策で乗り越えてきた学生は多い。

PharmAssistでも「偏差値40台から地方国公立薬学部に合格した」生徒がいる。

この記事では薬学部の勉強がきつい理由と、入学前からできる具体的な対策を解説する。

薬学部受験の難易度については、薬学部受験の難易度についての解説記事も参考にしてほしい。

薬学部の勉強がきつい5つの理由

薬学部の勉強がきつい理由・参考書と化学のイメージ

理由①:必修科目が多く1科目も落とせない

薬学部6年制では約200単位の修得が必要だ。

文系学部の約2倍、一般的な理工学部より3〜4割多い。

しかも大半が「必修」に指定されている。

必修を1科目でも落とすと、次の学年に進めない大学が多い。

4年生には「薬学共用試験(CBT・OSCE)」という進級試験がある。

CBT・OSCEとは、薬学知識と実技の総合評価試験のことだ。

これに合格しないと5年生の実務実習に進めない。

常に「落とせない」プレッシャーがのしかかるのが薬学部の特徴だ。

理由②:暗記量が他の学部の数倍になる

薬理学だけで、覚えるべき薬品名は1,000種類を超える。

薬品名・作用機序・副作用・禁忌事項をセットで覚える必要がある。

有機化学では反応機構・官能基・立体化学を体系的に把握しなければならない。

「大学に入れば高校より楽になる」という期待は、薬学部では通用しない。

むしろ高校の内容は薬学部の最低限の前提知識にすぎない。

理由③:定期試験が年間10回以上続く

文系学部では年2回(前期・後期)の試験が一般的だ。

薬学部では科目数が多いため、試験は年間10〜20回になることも珍しくない。

試験期間中は毎日異なる科目の試験が続く。

1つの試験が終わっても、すぐ次の試験の勉強が始まる。

理由④:実験・実習が体力的にもきつい

薬学部の授業は実験・実習が多い。

週2〜3日、1コマ3〜4時間の実験がある大学が多い。

実験後はレポートの作成・提出が求められる。

5年生では病院・薬局での実務実習が計11ヶ月ある。

座学の負担に加えて実習の体力的な消耗もあり、総合的にきつい学部といえる。

理由⑤:6年間の終わりに薬剤師国家試験がある

薬学部の最終関門が薬剤師国家試験だ。

第109回(2024年)の全体合格率は約68.4%だった。

3人に1人は不合格になる難関試験だ。

6年生は就職活動と国家試験対策を同時に進める必要がある。

6年間の学びの集大成として、この壁を越えなければならない。

薬学部で特に難しい3つの科目

薬学部有機化学の分子構造イメージ

有機化学:6年間つきまとう科目の王者

有機化学は1年生から始まり、6年間通して関わる科目だ。

反応機構・立体化学・官能基変換を深いレベルで理解する必要がある。

「丸暗記」では対応できず、「なぜそうなるか」を理解する力が必要だ。

高校化学との差が大きく、1年次に挫折する学生が最も多い科目でもある。

PharmAssistでは受験期から有機化学の「理解」を重視した指導を行っている。

物理化学・薬物動態学:計算と数式が苦手な人の難所

物理化学では速度論・熱力学・量子化学を扱う。

薬物動態学は、体内での薬の吸収・分布・代謝・排泄を数式で理解する科目だ。

数学・物理の知識が直接必要になるため、文系思考の学生には特に難しい。

受験科目で物理を選択しておくと、この壁は大幅に低くなる。

薬理学:暗記量最大の国試頻出科目

薬理学は薬の「効き方」を学ぶ科目だ。

覚えるべき薬品は1,000種類以上にのぼる。

薬品名・受容体・作用機序・副作用・禁忌をセットで覚える。

薬剤師国家試験でも出題比率が高く、苦手にすると合格が遠のく。

薬学部の留年率と国家試験合格率の現実

薬学部留年率と国家試験合格率のイメージ

留年率は大学によって大きく異なる。

私立薬学部の中には、各学年で20〜30%が留年するところもある。

6年間でストレート卒業できる割合が50%を切る大学も実在する。

国家試験についても厳しい数字がある。

厚生労働省によると、第109回薬剤師国家試験(2024年)の合格率は次のとおりだ。

  • 全体合格率:約68.4%
  • 新卒者の合格率:約83.6%
  • 既卒者(浪人)の合格率:約35.7%

新卒で受験することが合格への最短ルートだとわかる。

留年すると既卒受験になり、合格率が半分以下に下がるリスクがある。

つまり「留年しないこと」が薬剤師への最短経路だ。

(参考:厚生労働省 薬剤師国家試験の合格率について

薬学部の勉強への不安を相談してみませんか?

PharmAssistでは、薬学部入学前から「入学後を見据えた勉強法」を一緒に設計します。

まずは無料相談で現状と目標をお聞かせください。

薬学部の勉強についていくための5つの対策

薬学部の勉強対策・グループ学習のイメージ

対策①:受験期から「理解型」の勉強を習慣にする

薬学部では暗記だけでは限界が来る。

「なぜそうなるか」を理解する勉強法が6年間を通して武器になる。

受験期に有機化学・物理・生物を理解ベースで学んでおくと、入学後が格段に楽になる。

PharmAssistでは受験指導の段階から「薬学部での学力の土台作り」を意識した授業を行っている。

対策②:定期試験を1回も甘く見ない

「1回くらい落としても大丈夫」という油断が留年の入口だ。

薬学部では1科目の不合格が進級を阻む。

試験直前の詰め込みではなく、日々の復習と予習が命綱になる。

週に1〜2時間の「復習タイム」を習慣にするだけで定着率が大きく変わる。

対策③:グループ学習を積極的に活用する

薬学部の勉強を1人で抱え込むと精神的に追い詰められる。

同じ目標を持つ仲間と学習グループを作るのが効果的だ。

「人に教える」ことで自分の理解も深まる。

過去問の共有・分担まとめ・口頭試問など、グループ特有の学習法が役立つ。

対策④:早めに専門塾・家庭教師に頼る

理解できない部分を放置すると、芋づる式に理解が崩れる。

「わからなくなってから」ではなく「難しいと感じた瞬間」に相談しよう。

PharmAssistは薬学部受験の指導実績が豊富な専門塾だ。

入試対策から入学後のフォローまで継続してサポートできる体制がある。

薬学部の勉強がつらいと感じている方は薬学部のつらさを乗り越える方法も読んでほしい。

対策⑤:入学直後から国家試験を意識する

「国試は6年生になってから考える」は危険な発想だ。

1年次から「これは国試で出る内容だ」と意識するだけで記憶の定着率が変わる。

PharmAssistの生徒は受験期から国家試験の出題傾向を把握した状態で入学する。

そのため入学後の学習スピードが他の学生より早い傾向がある。

受験生のうちにできる3つの準備

薬学部受験前の準備・入学に向けたイメージ

準備①:有機化学の基礎を入学前に固める

薬学部で最も多くの学生がつまずく科目が有機化学だ。

受験期に習った芳香族・官能基・反応機構を深く理解しておこう。

「有機化学の基礎」参考書を1冊通読するだけで入学後の余裕が大きく変わる。

準備②:英語の医療・化学系単語に慣れる

薬学部の教科書は英語原書が多く使われる。

薬品名はラテン語・英語由来が多く、英語力が理解速度に直結する。

受験英語に加えて、医療・化学系の専門単語を受験期から意識して学ぼう。

入試の英語・受験科目については私立薬学部の受験科目一覧も参考にしてほしい。

準備③:毎日の勉強習慣を受験後も維持する

薬学部では毎日4〜6時間の勉強が標準ペースだ。

受験期の集中力と習慣を大学入学後もそのまま維持することが重要だ。

入学直後に「遊びモード」に入ると、最初の定期試験で大きなつまずきを経験する。

「薬剤師になる」という目標を常に意識することがモチベーション維持の鍵だ。

薬剤師の仕事のやりがいや年収については薬剤師の年収ランキングも確認してほしい。

PharmAssistが選ばれる3つの理由

理由①:薬学部受験に完全特化した専門指導

PharmAssistは薬学部受験だけに特化した塾だ。

化学・生物・英語など、薬学部入試に最適化したカリキュラムを提供している。

「薬学部に合格するための勉強」を最短ルートで指導する。

理由②:入学後も見据えた学習設計

合格がゴールではない。

薬学部での6年間を乗り越え、薬剤師として働くことが本当の目標だ。

受験期から「入学後の苦労を減らす土台作り」を組み込んでいる点が強みだ。

有機化学の深い理解・暗記術・定期試験対策まで見越した指導を行っている。

理由③:生徒1人ひとりに合わせた個別対応

全ての生徒に同じ指導は通用しない。

得意科目・苦手科目・目標校によって最適な勉強法は異なる。

初回カウンセリングで現状を把握し、オーダーメイドのプランを作成する。

「偏差値40台から国公立薬学部合格」という実績を持つ生徒もいる。

薬学部合格&入学後の成功を一緒に目指しませんか?

PharmAssistの無料相談では、あなたの現状と目標に合ったプランをご提案します。

受験対策から入学後の学習まで、PharmAssistが全力でサポートします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 薬学部の勉強は本当にきついのですか?

他の学部と比べて、必修単位数・暗記量・定期試験の回数がいずれも多いです。きついと感じる学生が多いのは事実です。計画的な勉強と正しい対策で乗り越えられます。

Q2. 薬学部で留年しやすい学年はいつですか?

1年生と4年生が特に留年しやすい時期です。1年生は有機化学・物理化学など難しい科目が集中します。4年生はCBT・OSCEという共用試験があり、合格しないと5年生の実務実習に進めません。

Q3. 薬剤師国家試験はどれくらい難しいですか?

第109回(2024年)の全体合格率は約68.4%でした。3人に1人が不合格になる難関試験です。新卒で受験すると合格率は約83.6%まで上がるため、留年せずに6年間を乗り越えることが大切です。

Q4. 文系出身でも薬学部の勉強についていけますか?

物理化学・薬物動態学など計算が多い科目で苦戦しやすいです。入学前に数学・物理の基礎を固めておくことで対応できます。PharmAssistでも理数系の基礎固めから指導しています。

Q5. 薬学部の1日の勉強時間はどれくらいですか?

試験期間外でも1日3〜4時間、試験前は6〜8時間が一般的です。部活・アルバイトと両立する学生も多いですが、時間管理が合否を左右します。

Q6. 薬学部の6年制と4年制はどちらが難しいですか?

6年制(薬剤師養成課程)は実務実習と国家試験があるため、4年制より求められる水準が高いです。薬剤師を目指すなら6年制への入学が必須です。詳しくは6年制と4年制の違いを解説した記事も参考にしてください。

Q7. 受験生のうちにできる準備はありますか?

有機化学の基礎理解・英語の医療専門単語の習得・毎日の勉強習慣の確立が効果的です。特に有機化学は薬学部全体の土台になるため、受験期から丁寧に学ぶことが大切です。

まとめ

薬学部合格への道は、決して「運」ではありません。正しい「情報」に基づく「戦略」、そしてそれらを完遂するための「学習管理」の結晶です。

偏差値40台からでも、出題傾向を絞り込み、得点設計を最適化すれば、十分に逆転合格は可能です。私たちは、膨大なデータと成功事例を元に、あなただけの「合格への最短ルート」を提案します。

薬学部受験専門塾PharmAssistでは、明治薬科大学に特化した学習計画の策定や、24時間体制のLINE質問対応、プロ講師による個別指導を行っています。
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この記事を書いた人

寺沼 香太朗のアバター 寺沼 香太朗 薬学部受験専門塾PharmAssist代表

薬学部受験専門塾 PharmAssist (ファーマシスト)代表の寺沼香太朗です。
薬学部受験の主要科目である、英語・数学ⅠAⅡB III C・化学・生物・面接・小論文の指導を行っております。
薬学部に特待合格した指導力の高さと、薬学部に特化した受験ノウハウ、教育コーチングを活かした学習マネジメントが指導の武器となっており、薬学部を目指す全ての高校生をアシストすることを信念に授業を行っております。

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