【 薬学部 志望必見】青チャートの使い方~完全版~

高校生の 薬学部 受験、薬科大学受験を専門としたオンライン塾、薬学部受験専門塾PharmAssist(ファーマシスト)代表の寺沼香太朗です。

今回は、青チャートの使い方について、徹底解説します。

分厚い青チャを、やる気を落とさず、効率的に進めるにはどうしたらいいのか。

薬学部受験の専門塾の視点から紹介します。

ぜひ参考にしてみてください!(予想読了時間 15分)

前回の投稿では、東邦大学薬学部について紹介しています。

こちらから併せてご確認ください。

青チャを使った塾生の話

まずは、青チャートを使いこなすと、どんなメリットがあるのかを実際の塾生だった人の話で紹介します。

塾生さんをAさんと仮定します。

Aさんは、高3の4月に入塾をし、初期の数学偏差値は40ほどでした。

数学Ⅲが学校で始まり、悪戦苦闘する中、模試を受けると数学ⅠAⅡBが全然できなかったことに気づきます。

薬学部受験においては、私立大学であれば数学ⅠAⅡBが受験科目となる場合が主ですので、この学力をいかにして伸ばすかを授業を通して試行錯誤していきました。

今回このブログで紹介する方法で、

11月の模試では偏差値が55に。

なんと1年の間に偏差値が15も上がったのです。

そして晴れて、一般入試で第一志望校に合格することができました。

この成長過程で、どんなことを試したのか。

それをまとめて紹介します。

薬学部志望の高校生の力になれるよう、文字数は多くなりますが一生懸命まとめましたのでぜひ最後まで見ていってください。

偏差値40~50の間にやったこと

まずは、偏差値が40~50の間、どのようにして青チャを活用するべきかを紹介します。

(偏差値が40未満の高校生は、そもそも問題として青チャートが不適なので、別投稿の偏差値40を目指す数学攻略法をご覧ください。)

偏差値がこれくらいの高校生は、

①標準問題が難しくて解けない、理解しにくい
②半年以上間が空いた問題だと、初見で解けないor解き方を忘れてしまっている
③定期テストならある程度の点数は取れる

こんな感じの方が多いのではないのでしょうか。

まずはこの状況を打破するために、Aさんがやったことを紹介します。

コンパス1,2,3の問題を全部完璧に解けるようにする

まずはここから。

偏差値が40~50の高校生は、基礎問題ができない人が多い印象です。

自分を過度に信じず、まずは己の実力を知ること。

ここから始めましょう。

何の範囲が特に苦手なのか。どの問題が解けないのか。

これに目を背けているようじゃ、数学の実力は伸びません

逆に考えれば、これだけできるようになれば、今よりもはるかにレベルアップでき、次のステップに進めるわけです。

最初はつらいかもしれませんが、数学は実力の穴をいかに作らず知っている知識を応用する能力をつけていくことが大切です。

話が逸れましたが、具体的な進め方を紹介すると、

この5つを意識しましょう。

まずは、コンパス1,2,3の問題を完璧にする意識でOKです。

コンパス1~3の問題は、基礎問題から標準レベル(基礎寄り)で構成されています。

今は、基礎固め。その意識で進めていきましょう。

間違えた問題の復習をする際には、できるようになるまでやる。(※エクササイズの問題で行いましょう)

(間違えた理由を基に、解答できているかを意識しましょう)

その際に、とっくにできている問題はやらなくて大丈夫です。チェックを付けた問題をやるようにしましょう。

また、2回目以降の解きなおしにおいて、1回目の解きなおしで解けるようになった問題についてはやらなくて大丈夫です。

どうして間違ったかの分析について(超重要です。)

ここでワンポイントアドバイスです。

どうして間違ったのか

これは理由を解明できないと一向に実力が伸びず、挙句の果てに何度といても同じ問題を解けない。

こんなことにもなりかねません。

どうして間違ったかの振り返りのポイントを例として何個かお伝えします。

このような原因が挙げられます。

もっと深く話すと、それぞれ振り返るポイントがたくさんあります。

例えば、公式の理解について。

皆さんは公式を暗記していませんか?

暗記していなかったから間違えた。とか、覚えられなかった。とかは、振り返りの仕方としては正しくありません。

覚えられていなかったのなら、ほかに覚えられている人はどうやっているのかその方法があるはずですよね。

実は、公式は暗記しなくていいものがたくさんあります。

もちろん、暗記した方が良いものもありますが、解の公式積和の公式など、覚えずに解き方で理解するだけで長期的に記憶に残すことができるものがほとんどです。

数学は暗記ゲーではありません。

理解ゲーです。

特にコンパス1~3の問題は、暗記で済ますことはないようにしましょう。

これだけでも偏差値+5くらいは余裕で上がると思います。

意識してみてください!

ほかのポイントについても、表面だけの分析ではなく、「なんで」「どうして」出来ないのか。それをできるだけ詰めて振り返ってみましょうね!

偏差値が40~50の高校生は、まずはコンパス3までを繰り返し、全範囲をできるようになるまで頑張りましょう!!

偏差値50~60の間にやったこと

次に、偏差値50以降にやるべきことです。

上記でお話しした内容は、この偏差値帯の高校生ならできていると思います。

もし、不安があるのであれば、不安な範囲だけ上記の方法で先に実力をつけておくことをお勧めします。

基礎問題ができるようになったら、次にやることは、、、

①章末問題を解く

まずは、偏差値40の時に紹介したように、1週間で解く単元を決めます

その後、その単元の章末問題を解いてみます。

実力テストだと思って解いてみましょう。

もちろん難しい問題なので、一発で解けたら合格解けなくても全然大丈夫だと思ってOKです!

ここで意識することは、

  • 決めた単元で、実際にテストに出る形の問題を知ることができる
  • 今まで学んだ知識や解き方は、どこで、どんな風に活用できるのかを知れる
  • どんな間違い方をしたのかを知れる
  • 解くべき応用問題と、すでに解ける応用問題をふるいに分けることができ、効率化が図れる

こんな感じですね。

解けなかった問題がでたら、その問題と対応している青チャートの問題(印がついているはずです)にチェックを付けて、解くべき問題を視覚的に分かるようにしましょう。

これで第一ステップは終了です。

②コンパス4の問題を完璧にできるようにする

次にやることは、コンパス4の問題を演習していくことです。

スケジュールは、偏差値40~50で紹介したように解いていきましょう。

同様に解いていって、コンパス4までの問題が完璧にできるようになっていれば、その単元の偏差値は60くらいの実力はついてると思って大丈夫です。

着実に、コツコツと、自分のペースで進めていきましょ!

偏差値60overの高校生へ

偏差値60を超えた高校生は、もう今まで僕がお伝えしたことはできてるはずですし、復習の大切さや間違えた原因の追究方法も知っていると思いますので、ほかにやっておくと良いことを紹介します。

やっておくと良いこと

この3つも制覇できたら、高校数学はマスターしたと言っても過言ではありません。

気づいたころには、志望校合格ラインは圧倒的に超えていることでしょう。

ぜひお試しください!

おすすめの勉強法は?

ここまでご覧いただいた方は、参考書・問題集については理解できたかと思います。

ですが、やはり大事なのはそれを使いこなす「勉強法」です。

ここでは、当塾がオススメしている勉強法の1つをご紹介します。

他にもたくさんのやり方・個人に合った方法がありますので、自分に合った勉強法が知りたい方は下記のボタンから公式LINEに飛んでいただき、

体験指導」を受けてみてください!!

勉強法の指導に関して、当塾は自信がありますので、お任せください!!

では、早速勉強法に移ります!

オススメの勉強法とは…

50分+10分サイクル勉強法

です!

意味はそのまま、

50分勉強して、10分休憩

する勉強法です!

受験生なら、試験時間に慣れるという意味で、90分+10分にすると良いでしょう。

また、50分が経ったら、強制的にその勉強を中断するのがポイントです!

あー、あの問題もう少しで解けそうだったのに…

あと1問だけやりたいなあ

この気持ちが大切です!!

休憩後に勉強に取り組む「理由」ができることで、継続して勉強をすることが可能です!

また、1セットが終わった後、次のサイクルは別の科目を学習するのもありかと思います。

例えば 、数学→英語→化学→数学→英語… のようなイメージです。

このようにすれば、「勉強に飽きがこない」という要素がプラスされ、より長時間の勉強が期待できます!

また、脳科学的に、同じ科目を1日で続けて学習するより、多科目を時間で分けて勉強する方が、学習効率・脳への浸透率が高いと言われています。

なので、学校の時間割も、同じ科目が続くことは無く、必ず「数学→国語→体育→…」のように別の科目が入るようになっているんです!」

理解度が高まる&学習時間が伸びる

のであれば、早速実践したい勉強法といえますね!

ぜひお試しください!!!

薬学部受験において何が大事?

他の学部においてもそうですが、特に薬学部受験で活かせる大切なこととは「計画を立てて自律的に学習する」ということです。

高校3年生が、第一志望の大学に合格するためにした1年間の学習時間の平均時間は何時間がご存知ですか?

実は、

2555時間

も平均で必要だと言われています。

しかも、「学校の授業時間以外の時間で」です。

でも言われてみれば、自分の生徒も、自分自身も、第一志望に合格するまでにした勉強時間はこれくらいでした。

この時間、全てを塾で教えてもらうとすると、1日7時間以上授業に入らなければなりません

現実的に不可能ですよね。

このことからも、「自分の力で学習する時間」が大切になってきます。

毎日の学習を「自分の力で」回すためには、やはり「学習計画」が必須です。

学習計画を「現実的に」作成することができれば、毎日のやることがわかり、最短距離で必要な努力のみを行なって大学に合格することができます。

さあ、やってみてください。

って、高校生が急に言われても、なかなか厳しいと思います。

僕も学生時代にそんなこと言われたら、「いや、普通に分からん。無理です。」って言っちゃうと思います…

そんな高校生のために、ファーマシストがあります!!!

普段の学習を最も効率の良い形にできるよう、学習計画の作成や学習サポートを行っているのが当塾の指導となります。

薬学部合格を徹底的にアシストする、当塾の仕組みを少しは知っていただけたでしょうか。

まとめ

こちらのページでは、青チャートの攻略法を紹介しました。

当塾では、志望大学・薬学部に合格するために、最善の学習方法を、生徒一人ひとりに合わせて提供しております。

薬学部に合格したいという高校生の皆さん。

絶対に後悔のしない大学受験を保証します。

ぜひ、当塾、薬学部受験専門塾PharmAssist(ファーマシスト)で体験授業を受けていただき、ご縁がございましたら、ご入会していただけることを心待ちにしています。

ファーマシストは高校生の薬学部受験を専門としたオンライン塾です。

今月の定員は残り3名です‼︎‼︎

すぐに定員に達することが予想されますので、お早めに公式LINEからお問い合わせください。

体験授業や、授業方法等の各種お問い合わせにつきましても、下記のLINEからお願いいたします。

薬学部受験専門塾 PharmAssist(ファーマシスト)

代表 寺沼香太朗

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です