【 昭和大学 薬学部】多職種連携教育を重視した実践的薬学教育
昭和大学 薬学部は、医療系総合大学である昭和大学に設置され、薬学だけでなく、医学、歯学、看護学、リハビリテーション学との多職種連携教育が充実しています。
卒業生は、臨床薬学や創薬分野で活躍する即戦力となる薬剤師として高く評価されています。
本記事では、薬学部受験専門塾PharmAssist(ファーマシスト)代表の寺沼香太朗が
昭和大学薬学部の特徴、偏差値、倍率、国家試験合格率、就職先、さらに過去問の傾向や科目別受験対策について詳しく解説します。
前回の投稿では、慶應義塾大学薬学部ついて紹介しています。
こちらから合わせてご覧ください。
昭和大学薬学部の特徴
1. 6年制薬学科と多職種連携教育
昭和大学薬学部は、薬剤師国家試験の受験資格を得るための6年制薬学科を設置しています。また、昭和大学内の医学部、歯学部、看護学部、保健医療学部と連携した教育プログラムを実施しており、医療現場でのチーム医療を学ぶことができます。
2. 臨床薬学に特化したカリキュラム
昭和大学薬学部は、病院薬剤師や地域医療を支える薬剤師の育成に力を入れています。臨床薬学に特化したカリキュラムを提供し、卒業後すぐに現場で活躍できるスキルを身につけられます。
3. 長期実務実習と病院・薬局での経験
4年次から始まる長期実務実習では、昭和大学病院や提携する調剤薬局での実習を通じて、実践的なスキルを磨くことができます。これにより、医療現場での実務に即した教育を受けることが可能です。
4. 少人数制教育による手厚い指導
少人数制教育を採用しており、教員からの個別指導を受けやすい環境が整っています。また、国家試験対策においても、学生一人ひとりに合ったサポートが行われています。
5. 国家試験対策の徹底
昭和大学薬学部は、国家試験対策に力を入れており、4年次から模擬試験や特別講義を通じて国家試験合格率の向上を図っています。
偏差値と入試倍率
偏差値
昭和大学薬学部の偏差値は、55.0~60.0(2024年度時点)。私立薬学部の中でも難関校に位置し、高い学力が求められます。
入試倍率
一般選抜の倍率は3.0~5.0倍程度。推薦入試やAO入試も実施されており、受験形式によっては倍率が低くなる場合もあります。
国家試験合格率
昭和大学薬学部の国家試験合格率は、例年90~95%前後と全国トップクラスを誇ります。
- 国家試験対策プログラム
模擬試験や過去問演習を中心とした国家試験対策プログラムが整備されており、学生が効率的に試験準備を進められるようサポートしています。 - 直前対策講座の充実
国家試験直前期には特別講座を開講し、重点分野を集中的に学ぶことができます。
卒業後の進路と就職先
1. 多様なキャリアパス
昭和大学薬学部の卒業生は、以下の分野で幅広く活躍しています:
- 病院薬剤師:昭和大学病院をはじめとする主要病院で薬剤管理や治療のサポートを担当。
- 調剤薬局:地域に密着した薬局で患者に寄り添った医療サービスを提供。
- 製薬企業:新薬開発、品質管理、薬事業務などに従事。
- 公務員薬剤師:保健所や行政機関で地域医療を支援する役割を担う。
- 大学院進学:大学院に進学し、創薬研究や医療薬学の分野で高度な専門知識を深める。
2. 就職率の高さ
昭和大学薬学部の就職率は**ほぼ100%**を誇り、医療機関や製薬企業から高い評価を得ています。
過去問の傾向と科目別受験対策
過去問の傾向
- 英語:
医療や薬学に関連する長文読解が頻出し、難易度は標準~やや高めです。文法問題や自由英作文も出題されます。 - 数学:
微分積分や確率統計、ベクトルに関する問題が中心で、応用力が問われます。 - 化学:
無機化学、有機化学、物理化学のバランスが良く、特に化学反応や計算問題が多く出題されます。 - 物理・生物(選択):
物理は力学や電磁気学、生物は細胞構造や遺伝、代謝に関する問題が頻出します。
科目別対策
- 英語
- 医療・薬学に関連する専門用語を覚える。
- 長文読解を繰り返し解き、速読力と読解力を高める。
- 英作文の練習を重ね、表現力を向上させる。
- 数学
- 微分積分や確率統計を中心に、基礎から応用まで幅広く学習する。
- 過去問を解き、出題傾向に慣れる。
- 化学
- 無機化学、有機化学、物理化学をバランス良く復習する。
- 計算問題を多く解き、正確な解答を導けるようにする。
- 物理・生物
- 物理は基礎を固め、応用問題に対応できる力を養う。
- 生物は遺伝や代謝、細胞に関する知識を徹底的に復習する。
みんなが知らなそうな知識:昭和大学薬学部のユニークなポイント
1. 医療系総合大学ならではの連携教育
昭和大学薬学部は、他学部との連携教育を通じて、チーム医療を実践的に学べる数少ない薬学部の一つです。
2. 海外研修プログラム
海外の大学や研究機関との交換プログラムを活用し、グローバルな視野を養うことができます。
3. 地域貢献活動の充実
地域住民を対象とした健康相談会や医療イベントを定期的に開催し、地域医療に貢献しています。
まとめ
昭和大学薬学部は、医療系総合大学としての強みを活かし、多職種連携教育や臨床薬学に特化したカリキュラムを提供しています。国家試験対策や就職支援も充実しており、医療現場で即戦力として活躍できる薬剤師を目指す学生にとって理想的な学びの場です。
受験生は、過去問を活用して出題傾向を分析し、効率的に対策を行うことで合格可能性を高められます。公式サイトやオープンキャンパスを活用して、昭和大学薬学部の魅力をぜひ体感してください!
最後に
こちらのページでは、昭和大学 薬学部について紹介しました。
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薬学部受験専門塾 PharmAssist(ファーマシスト)
代表 寺沼香太朗