【 薬学生 】薬学部1,2,3年生の化学の勉強法を紹介
高校生の薬学部受験を専門とした, 薬学生 を講師としているオンライン塾、薬学部受験専門塾PharmAssist(ファーマシスト)代表の寺沼香太朗です。
今回は、薬学部1,2,3年生の化学の勉強の仕方を紹介します。
薬学部の授業の難易度が思ったよりも高く、苦労している大学生も多いのではないでしょうか。
そんな方達のための記事となっております。
ぜひ最後までご覧ください。
前回の投稿では、薬学部受験の勉強法やポイントを紹介しています。
こちらからご覧下さい。
学生が「化学」で悩むポイント
高校生の時は得意だったのに、大学生になってから分からない…となってしまっている方が多い印象です。
その原因は何でしょうか…
実は↓
高校は理論的な化学が中心で、計算系が多かったと思いますが、大学では有機化学をメインで扱います。
また、大学受験までは「暗記」の有機化学でしたが、薬学部では「理解」の有機化学になります。
反応をパターン化して暗記するのではなく、一つひとつの反応に対してい理解をする必要があります。
薬剤師国家試験や大学の学部試験、院試においても、有機化学では同じパターンの問題はあまり出ません。
むしろ、新しい物質を見て、それに加える物質を考慮して、どのような反応が起きるのかを考察して解答へと導きます。
ですので、暗記ではとても対応できず、点数を取ることができなくなります。
暗記→理解へのシフトチェンジができない学生さんが苦手になってしまう印象です。
化学の勉強法
化学は「繋がり」が大切な科目です。
1年次で苦戦している学生さんは、かなりの確率で高校時での知識や、大学講義の最初の時点での内容の理解が不足していることが多いです。
2年次も1年次に同様で、1年次の内容の不足や、2年次の講義の理解が不足している可能性が高いです。
つまり、何が言いたいかと言うと…
「つまづいた所があれば、そこを人に説明できるまで理解できるようにしましょう。」
1年次の理解が2年次に、2年次の理解が3年次の講義の理解へと繋がります。
理解のためには、時には高校生まで遡って復習する必要があります。
一見、大変そうに思えるかもしれませんが、テスト前に一夜漬けで勉強し、国家試験や学科試験を落としてしまう未来を考えたら、事前に理解に落とし込む方が楽と思えるかもしれません。
どこでつまづいたから分からないよ…という学生さんは、当塾で勉強場所の提示や、講義内容の補講などを行うことも可能ですので、まずは下の公式LINEより、気軽にご連絡くださいませ。
化学の勉強方法と優先順位
有機化学の土台を身につけるためには、「原子や分子の構造の理解」「結合」「共鳴」「酸性度・塩基性度」「電子の移動」「立体化学の範囲」を優先的に復習することをおすすめします。
また、これらは反応機構の理解が必要です。
ですので、「有機化学ノート」のようなものを作り、上記の分野それぞれにおける問題や反応例、反応機構を示して理解を深めると良いでしょう。
まとめ
今回は、大学化学の勉強法や勉強量についてまとめました!
当塾の定員は20名となっており、2024年1月31日までに入塾して頂くと永続的に料金が20%OFFとなっております。
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薬学部受験専門塾 PharmAssist(ファーマシスト)
代表 寺沼香太朗