【 薬学部 志望必見】高校生におすすめの有機化学勉強法
薬学部 受験を専門としたオンライン塾、薬学受験専門塾 PharmAssist(ファーマシスト)代表の寺沼香太朗です。
今回は、受験勉強・定期テスト勉強・模試の勉強に使える、有機化学の勉強法を紹介します。
有機化学の勉強法は人によって異なりますが、この勉強法はいろいろな人におすすめできる勉強法なので、ぜひ参考にしてください✨
前回の投稿では、国家試験合格率の裏側の事情について紹介しているので、併せてそちらも確認してください✨
有機化学とは
まずは、高校生の勉強における有機化学について、ざっくり紹介します。
有機化学とは、簡単に言えば炭素を中心とした構造をもつ有機化合物を扱う分野です。
ある有機化合物に対して実験を行い、そこで示された化学式などをふまえて有機化合物の構造式を明らかにする「構造決定問題」がメインとなります。
○○法を用いて~~を△△すると、何が生成されるか、答えなさい
のような問題ですね。
つまり、物質の性質や生成方法、構造式などを細かく、広い範囲まで覚えなきゃいけない科目と言えます。
勉強法① 基本的な内容の暗記
当たり前かもしれませんが、有機化学は横のつながりが強い科目です。
なので、基本的な内容を広く理解していないと、解けない問題が多くなってしまいます。
有機化学が苦手、これから勉強する高校生は、まずはここから始めましょう✨
物質の「命名法」、「官能基」を最初は覚えてみると良いです◎
基本的な内容の確認の仕方は、学校指定の問題集の例題分野や、リードlightノートという問題集を用いるとやりやすいです。
これらを活用して、効率よく確認しましょう✨
勉強法② 芳香族・脂肪族化合物の暗記
次は、芳香族・脂肪族の暗記に入りましょう。
これらは、有機化学を構成する、もっとも大きな内容と言えます。
受験にも必ず出題されるので、しっかりと覚えましょう!!
脂肪族(炭化水素)とは、炭素・水素を基本とした骨格をもつ物質のことで、応用分野になると、「アルコール」や「アルデヒド」「カルボン酸」などが出題されます。
これらの物質は、受験時はもちろん、薬学部での学習でも頻繁に出題される分野なので、覚えておかなきゃダメです!!
芳香族とは、「ベンゼン環」をもつ物質に、さまざまな官能基が結合し、形成される化合物のことです。
ベンゼン環に官能基が結合すると、どんな性質になり、それを精製するにはどんな手段を用いるのかをしっかり押さえておきましょう。
大学受験では必答の問題の1つなので、勉強のし過ぎということはないです。
毎日コツコツと覚えましょう。
覚える内容としては、脂肪族・芳香族ともに
「名前・構造式・性質・生成法」となります。
有機化学の問題集を見ると、分野・化合物ごとに問題がわかれていると思うので、少しずつ、その内容を紐づけて暗記しましょう!!
この暗記が、後から効いてきます!
地道に頑張りましょう✨
勉強法③ 構造決定問題を解く
ここまでのステップをこなせたら、あとは問題を解いて、実力をつけるだけです!!
有機化学の中でも苦手な人が多い、構造決定問題の解き方をしっかりと理解することで、周りとの差別化や実力アップにつながります?
蓄えた知識を使って、どんどん問題を解いていきましょう!
構造決定問題とは、与えられた分子量などの条件を基に、もともとの構造がどんなものかを決定する問題です。
例題を挙げるととても長くなってしまうので、挙げられませんが、こちらも前述した、学校の問題集(応用分野)やリードlightノートの後ろの問題に載っています。
まずは、簡単なレベルの構造決定問題を解くと良いでしょう◎
解く→丸付け→どうしてその物質ができるのかを理解→もう一度解く
このステップを意識して勉強すると、効果的に実力がUPしますよ!
わからないことがあったら、当塾の公式LINEから質問をしてきてください!
まとめ
今回は、有機化学の勉強法について紹介しました。
①∼②の分野は、高3生なら夏休み前までには完璧にしておくと、受験に間に合うと思います。
暗記が多い分野ですので、1日で丸暗記!ということはせず、毎日コツコツと勉強しましょう!
ここまでご覧いただきありがとうございます!
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