【 薬学部 】高校生のQ&Aをを答えます。#1
高校生の 薬学部 受験を専門としたオンライン塾、薬学部受験専門塾 PharmAssist(ファーマシスト)代表の寺沼香太朗です。
今回は、薬学部志望の高校生のQ&Aを答えていきます。
ぜひ最後までご覧ください!!
前回の投稿では、薬学部生はどれくらい勉強しているのかを紹介しています。
こちらからご覧ください。
薬剤師とは
日本における薬剤師とは、厚生労働大臣が認可する国家試験を受け、合格を認められた者に与えられる専門職です。
薬剤師法に基づいて認定された国家資格職として、薬剤師名簿に登録することで免許証が付与され、職務に当たることができます。
おもな職務内容は調剤、医薬品の提供およびさまざまな薬事衛生にかかわるもの。
薬局、病院あるいは医薬関係の施設での勤務が中心。
薬学部の4年制と6年制のちがい
学校教育法87条第2項では、「医学、歯学、薬学を履修する課程のうち臨床にかかわる実践的な能力を培うことを目的とするものは修業年限を6年とする」と明記されています。
そのため、6年制の薬剤師養成課程に入学し、
薬学課程を履修することで薬剤師になれます。
一般的な履修内容としては、1~4年次に薬学専門知識を学び、5年次以降は病院や薬局での長期的な実務実習が行われます。
一方、4年制の学科では、基本的に「薬学」を学ぶ学科です。
薬剤師としての学びではなく、「薬学」を研究する人材を育てる学科なので、
薬剤師になることはできません。
研究職や創薬関係の仕事に就きたい高校生にとっては、とてもおすすめの学科となります。
大学の費用は?
薬剤師になるには国立大約350万円、私立大約1,240万円
国立大学で6年制の薬学部を履修する場合、
年間授業料は53万5,800円となっており、卒業までにかかる学費は321万4,800円。また、入学金として28万2,000円がかかるため、
おおよそ約350万円が必要となります。
私立大学は、大学によって差がありますが、年間授業料は200万円程度のところが多いです。
入学金は35万~40万円程度が必要なため、
卒業までに約1,240万円がかかる計算になります。
別途受験料は3万~3万5,000円程度です。
また、国立、私立を問わず、奨学金制度が利用でき、
大学によっては成績優秀者に向けた授業料免除制度も設定されています。
入学を希望する大学がどのような制度を用意しているのか、受験前に確認しておくとよいでしょう。
薬剤師国家試験の合格率は?
薬剤師国家試験の合格率は、約7割
厚生労働省によると、第106回薬剤師国家試験(2021年)の合格率は、68.66%。
新卒者に限ると85.55%という結果です。過去5年を振り返ると、おおむね合格率は約7割が目安と言えるでしょう。
特に、2016年に行われた合格基準の変更後、合格率は70%前後で安定しています。
薬剤師資格があればできることは他にもある?
研究機関の管理責任者や麻薬取締官でも活躍
薬剤師の資格があれば、毒物・劇物といった薬品の管理ができるようになります。
先にお伝えしたように、一般的には調剤薬局や病院などで医薬品を提供する仕事が多いものの、
さまざまな薬品を扱う工場や研究機関で管理責任者として働くことも可能です。
薬剤師に求められる適正は?
調剤業務は几帳面さやコミュニケーション能力が求められる
薬剤師の仕事は、性格的な向き・不向きがあります。
こちらからご覧ください。
まとめ
今回は、薬学部志望の高校生のQ&Aについてまとめました。
この記事が、薬学部を志望するすべての高校生・親御さんの力になれたなら嬉しいです。
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薬学部受験専門塾 PharmAssist代表 寺沼香太朗
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