岐阜薬科大学 薬学部の化学はこう出る!頻出分野と対策法まとめ【共通テスト&個別試験対応】
薬学部入試で最も重要な科目といえば、そう、**「化学」**です。
特に 岐阜薬科大学 では、共通テスト・中期試験ともに化学が合否を大きく左右します。
この記事では、薬学部受験専門塾PharmAssist代表の寺沼香太朗が、
岐阜薬科大学の化学に特化した出題傾向、頻出テーマ、対策方法を丁寧に解説!
「どこから手をつければいいかわからない」「共テで8割取りたい」という受験生は、ぜひ最後まで読んで、今日からの学習に活かしてください!
前回の投稿では、岐阜薬科大学のおすすめ併願校について紹介しています。
ぜひこちらから合わせてご覧ください。
💊 岐阜薬科大学 の入試における化学の重要性
岐阜薬科大学 では、化学が共通テスト・個別試験(中期選抜)ともに超重要科目です。
- 共通テストでは100点満点(理科2科目のうち1つ)
- 個別試験では300点満点で単独出題される
つまり、合否に最も影響する科目といっても過言ではありません。
💊共通テストの化学:出題傾向と対策
✅ 出題形式と傾向(2024年度基準)
- 設問数:5題前後
- 選択形式(マーク式)
- 理論化学、無機化学、有機化学の3分野バランス良く出題
- 図表・グラフを用いた情報処理問題が増加傾向
✅ 頻出テーマベスト5
- モル計算・化学量論
- 酸・塩基とpHの計算
- 酸化還元と電池
- 無機元素の性質(陽イオン・陰イオンの反応)
- 官能基・異性体・構造決定(有機)
✅ 共通テストで7〜8割を安定して取るために
- 教科書レベルを完璧にすることが最優先!
- ワークやリードα、セミナー化学などで問題慣れを積む
- 応用問題から手をつけず、しっかりと基礎問題,基礎知識の暗記を積む
- 過去問・予想問題で実戦演習は12月以降に集中して行う
💊個別試験(中期選抜)の化学:出題傾向と対策
✅ 出題形式と特徴
- 記述式(論述や計算過程を書く問題含む)
- 配点300点満点(数学と並び最大比重)
- 基本+応用問題のバランスが特徴
✅ 実際の過去出題例(形式)
- 理論:中和反応とpHに関する記述問題
- 無機:金属イオンの定性分析・沈殿反応
- 有機:構造決定・エステル化・高分子化合物
✅ よく出る単元とその対策
分野 | 頻出テーマ | 対策 |
---|---|---|
理論化学 | 気体の法則・熱化学・濃度計算 | パターン暗記+計算訓練 |
無機化学 | 銀・銅・ナトリウムなど主要金属 | 反応式と色をセットで覚える |
有機化学 | 官能基・異性体・合成ルート | 流れを図で理解・反応機構を言語化 |
💊使えるおすすめ問題集・参考書
📚 共通テスト対策用
- 「リードα化学基礎+化学」/数研出版
- 「化学基礎・化学 実力錬成テキスト」/教学社
- 「共通テスト実戦模試 化学」/河合塾シリーズ
📚 個別記述対策用
- 「化学重要問題集(数研出版)」
- 「セミナー 化学(第一学習社)」
- 「化学の新演習(三省堂)」※難関対策向け
岐阜薬科大学 化学の詳しい過去問傾向と分析
岐阜薬科大学 化学 過去問 (令和6年度入試)






大問数 | 6題 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 120分 |
問題形式がとても豊富で、過去問通りのパターンの出題は少ない印象です。
岐阜薬科大学の化学は、化学基礎および化学の全範囲から大問数6題で出題されます。
前述したように、問題パターンが豊富なため、多量の過去問演習・ハイレベルな化学問題集の演習を積むことが大切です。
岐阜薬科大学の化学の試験では、解答の理由を記述するという他の大学ではあまり見かけない形式の問題も出題されるため対策が必須です。
日ごろの学習では、なぜそのような解答に至ったかまで分析しておくと良いでしょう。
化学への理解を深めるためにも、教科書を熟知するのも大切です。
空欄補充問題や計算問題、説明問題などさまざまな形式で出題されます。
また解答欄には、解法や計算過程も記述するようになっています。
解答だけでなく、途中式も見やすく書けるかもポイントです。
過去問や類似問題などで演習を行い対策しておきましょう。
ここまでは、簡単に分析できることですね。
ここからは、専門塾視点と薬学部合格を多く輩出する寺沼が、詳しい対策方法を紹介します!
化学の「基礎力」を徹底すべし。
まずは、ここからです。
岐阜薬科大学の過去問を見てみると、数学と同様、
高校2年生のうちから解ける問題もあります。
基礎的な内容から、発展的な内容まで幅広く出題されていますが、
共通して言えることは、超ハイレベルな問題は出ないということです。
後程、発展的な内容で点数を取るための力について紹介しますが、
このセクションでは、その力を習得する前段階。受験勉強初期から大切にしてほしいことについてお話しします。
それは、
「基礎の徹底をしろ!!」
ということです。
発展的な問題を解けるようになるためにも
模試の問題を解けるようになるためにも
問題集の意味を理解できるようになるためにも
なんなら偏差値を上げるためにも
基礎力がモノを言います。
じゃあ基礎力って何なの?という声が聞こえてきそうなので、
しっかりと紹介しようと思います。
基礎力というのは、
教科書レベルの単語・知識は完璧に覚えていること
基礎問題程度は、全て完答できるレベルにあること
だと思ってもらって大丈夫です。
今手元にある問題集。セミナー化学などでも結構です。
まずはこれを、しっかりと仕上げることを意識して勉強してみましょう。
基本例題・基本問題のレベルまでをまずはできるように。
応用例題・応用問題はまずは手をつけなくてOKです。
イメージとしては、高校2年生の春休み〜高校3年生ゴールデンウィークまでに
仕上がっていると超ベストですね!
もちろん、高校3年生になってまだ終わってない人は、
このステップを飛ばさず、なる早で進めていきましょう!!
少なくとも高校3年生の夏休みまでには終わるように進めていくのが合格の鍵であり近道です。
基礎問題・応用問題の進め方等は下のセクションを参考にしてみてくださいっ!
化学の知識を横並びで理解する力をつける
次にこれです。
前述した化学の説明の際に、「解答の理由を記述するという〜〜対策が必須です。」
というお話をしましたが、これもやはり、言葉で理解できても上手に演習できない場合がありますよね。
要するに、「化学の知識を横並びで理解する力をつける」ことが必須です。
化学の知識をつける際には、「暗記」「理解」の2通りがあると思います。
この「暗記」をする際に、無意識に、「〇〇なら△△」と単発知識で覚えていませんか?
(例:NaCl=塩化ナトリウムという名前であると覚える)
それ、理解を深めることで覚えることができるかもしれません。
というか、化学の知識って、ほとんど理解で覚えられます。
暗記量は大して多くはないんです。
例えば、例のNaClで考えてみます。
Na+=ナトリウムイオン
Cl-=塩化物イオン
というのは、皆さん覚えていますよね。
ここで、化学物質の命名ルールを思い出してみましょう。
基本的に、「陰イオン→陽イオン」の順番で、
各イオンの「(物)イオン」部分を消してくっつけることで命名。
これだけ知っていれば、
NaCl=塩化(物イオン)+ナトリウム(イオン)
→NaCl=塩化ナトリウム
と一発で分かりますね。
こういう知識は、覚えるのではなく、理解で名前を導き出すことができます。
化学で「暗記」しなきゃいけない知識というのは、
「例外」部分・「定義」部分だけです。
例えば、
H3O+=オキソニウムイオン(命名法の例外)
H=水素元素(名前の定義)
とかですね。
例外として、名前が別に決まっているものや、覚えておかないといけない定義的な知識は
黙って暗記すべきです。
理解しようとしても、時間が無駄なのです。
このように、暗記知識はなるべく少なく、厳選することが大切です。
基本的に問題集に載っているような例題・演習問題は、
定義的な知識の暗記を済ませていれば、「理解」だけで解答可能です。
ですので、今使用している化学の問題集(セミナー化学など)は、
理解を通して解き方を導き出す
間違えた問題の答えは、パターン暗記せず、全部理解してやるっ!!
くらいの意識で勉強することが大切です。
1問20分くらいかけて、解答を理解するような、丁寧な答えの見直しを心がけましょう。
セミナー化学の問題であれば、全部の問題を、1から10まで全部解き方を説明できます!
と言えるぐらい質を高めると、気づけば化学の知識は理解で覚えることができると思います。
ここまでできたら、次は、「横並びで理解する力」を付けていく段階になります。
岐阜薬科大学合格のためには、このステップも乗り越えることが必要です。
横並びで理解する力とは、
無機化学ー有機化学ー理論化学
と結びつける力です。
これは、応用問題を解く時に身につけることができる力です。
応用問題や過去問、模試の問題を解いた際には
無機有機理論化学の融合問題が出題されます。
そこで、間違えた問題を、化学の理解で行なった勉強のように、1つ1つ丁寧に模範解答を理解していくと、
「無機の生成法の知識→生成した化合物を結合する有機の知識→生成量を定量化するための理論の知識」
のように、なぜ、無機化学・有機化学・理論化学の3単元で、それぞれの知識を付けてきたのかが
1つの道のようになって繋がります。
「あー!!あの時覚えた〇〇がここで活きてくるのか!!」
そんな思いをすると思います!
いわば、化学3単元を横一列に並べ、理解することができるようになるのです。
これを、「横並びの理解」といいます。
まあ要するに、応用問題を解く段階になって初めて身に付けられるスキルのようなものです。
まずは、基礎問題の演習や、化学の問題を理解で進めるような勉強を進めていくことが大切です。
コツコツと、一歩ずつ学習を進めていきましょう。
💊合格者の声:こうやって化学を克服した!
🗣️ 合格者Aさん(偏差値44→岐阜薬科受験)
「最初は全然できなかったけど、寺沼先生に“1つの問題集を3周やってみよう”と言われて、リードαを3回やったら共テ本番は85%取れました!」
🗣️ 合格者Bさん(数学苦手タイプ)
「数学に比べて、化学はやればやっただけ点が伸びた。とくに有機の構造決定は、毎日1問ずつ解いたのが効果的だったと思います!」
💊PharmAssistでの化学指導はここが違う!
- 理論・無機・有機の3分野ごとに到達度別カリキュラムを設計
- 模試では点数が出にくい“構造理解型”のトレーニングが豊富
- 個別添削・記述答案の添削も回数無制限!
- 岐阜薬科大学受験特化のカリキュラム作成
- 岐阜薬科大に特化した指導受け放題
- 24時間365日質問対応可能
💊まとめ|化学は“積み上げ型”だからこそ、早く始めれば勝てる!
化学は、コツコツと知識と計算力を積み重ねていく科目です。
岐阜薬科大学の入試では、「共通テスト+個別」の両方で高得点を狙える人が強い。
今日から始める積み上げが、3か月後には大きな差になります!
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薬学部受験専門塾 PharmAssist(ファーマシスト)
代表 寺沼香太朗
🧪またのご来局、お待ちしてます!